「脳・腸・身体」ストレスや疲労、有害物質から起こる症状
最近の患者様は特に 「頭が痛い」 「イライラする」 「疲れが取れない」 「よく眠れない」・・・などの、何となく体調が悪いという症状でお悩みの方が増えました。病院などで診察や検査などしても特に原因となる異常が見つからず、何が原因だかもわからず、ただ何となく体調が悪い・・・という自覚症状だけがある。
病院などでは大抵そのような症状を「不定愁訴」と診断されることが多いです。
原因がわからず、不定愁訴と判断される主な症状
【 全身 】 倦怠感、疲れやすい、ほてり・のぼせ、動悸、大汗をかく、皮膚のかゆみ ・・・
【 感覚 】 耳鳴り、嗅覚の異常、味覚の異常、物が二重に見える、唾液分泌の異常、口内乾燥、眼球乾燥 ・・・
【 消化系 】 食欲不振、胃痛、胃もたれ、頻尿、便秘、下痢 ・・・
【 運動系 】 首や肩・背中のコリ、手足のしびれ、手足の冷え ・・・
【 その他 】 頭痛、めまい、息切れ、イライラ、不安感、不眠症・・
・
この様な症状に悩まされている方の原因は、一概には言えませんが、実は 脳が受ける「ストレス」と腸が受ける「ストレス」に大いに関係しているんです。
皆さんは「脳と腸」って特に身体の中でも密接な関係にあるのをご存知ですか? 「脳腸相関」もしくは「腸脳相関」 と言って、脳と腸はいつも影響しあっているんです。
脳は神経の集まりですが、腸の内部にも神経層があり、「第二の脳」と呼ばれ、腸の動きを制御したり腸からも、脳へ交信しています。
脳で受けたストレスは腸に反映されて・・・ 腸で起きた情報はすべて脳に伝わる・・・ 昔、学校に行くのが嫌で、お腹が痛くなったりしたことありませんか?
苦手な仕事や大変な仕事を押し付けられ、お仕事に行くときお腹が痛くなったり吐き気がしたりしたことはありませんか?
腸は第二の脳。 脳が受けたストレスは直接腸にもストレスを与えるんです。
この繋がりを、 「脳腸相関」 と言われています。
実は、この「腸」 身体にとってなくてはならない大事な 「血液」「神経伝達物質」「免疫物質」「セロトニン・ドーパミン」・・・などを作っていて、さらに重大な消化や解毒の役割も果たしているんです。
そして腸では約7割の免疫力が作られていると言われてます。
でも、この様な重大な働きをする腸の機能を、脳で受けたストレスが低下させてしまうんです。
更に脳で受けたストレスばかりではなく、飲食物などによる体内に入った有害物質も そして腸の機能が低下し不調になると、交感神経から脳の大脳周辺の一部に直接伝わり自律神経も乱れ、ホルモンのバランスも崩れ、身体の様々な箇所に悪影響を与えます。
また、女性には腸のすぐそばある女性だけの複雑で大切な婦人科系の器官があり、腸の機能低下や体内温度の低下が女性疾患などにかなり影響します。
さらに不快な気分を生み、うつを引き起こすとも考えられています。 不定愁訴だけではなく、既に疾患をかかえている方などにも、免疫力や治癒力が低下することによって回復を妨げてしまっているのです。
この様に脳と腸は密接な関係で、受けるストレスや体内に入った有害物質によって、体内の機能の働きや自律神経を乱し、「何となく体調が悪い・・・」「何が原因だかわからない、いつまでも続く痛みや症状・・・」を引き起こしてしまうんです。
なので、
「肩が凝るのは疲労や姿勢ばかりではない」
「腰が痛くなるのも疲労や姿勢ばかりではない」
「むくんだり冷えたりするのも疲労や姿勢ばかりではない」
「お腹が痛いのは食べ物や飲み物ばかりでもない」
「病気や疾患が中々治らないのは診察や薬の問題ばかりではない」
など、その様に様々な視点からも見たうえで、脳や腸が受けたストレスにより起きる身体の痛みや不調などの症状を考慮し、その症状に合った手技や施術、よもぎ蒸しなども必須になるんです。
いつもお客様とのコミニュケーションをとりながら、色んな視点からその時のお客様の症状をみて、その症状に合ったアプローチをし、アドバイスなども伝えます。
「何となく体調が悪い」方や「何が原因かわからない痛みや不調がいつまでも続く」方・・・脳や腸がストレスを受けていませんか?
何となく体調が悪いだけではなく、既に疾患をかかえている方も、腸や脳がストレスを感じてませんか?
自己回復力や自然治癒力、免疫力が低下していませんか?
是非、身体の痛い箇所や不調な箇所のケアや薬ばかりではなく、脳や腸にストレスを掛けない、「脳内環境」「腸内環境」にして、人間本来持つ免疫力・自然治癒力・自己回復力をフルで活かせる身体にすることも大事にしましょう!
ご予約・お問い合せはこちらのお電話